もともと、医療者や介護者は、
『人の幸せのために働く』
『少しでもより良い健康状態・生活状況を整えるようにお世話する』
という、魂の次の段階を考えると、
日々、仕事の中でこれらのトレーニングを受けることができるわけですので、
より洗練されたお世話ができるようになるかもしれないという
この上ない幸福な仕事であると思います。
ここにラサが加われば、もうそれはそれは
毎瞬間が幸せの扉を開けることができるでしょう。
しかし、その深い意味と自分たちの前に広がる魂財産を認識しないと
その財宝があなたの前にあなたのために積まれているにもかかわらず、
気がつかずに通り過ぎてしまうかもしれません。
医療・介護は辛い仕事であることは否めません。
より質の高い、医療・介護を提供するためには
私たち自身が幸せであること、
人生の深い意味を理解し、
ご縁があった方々の立場を理解した上で、
その立ち位置を整える術をもっていることが必要であると考えます。
その究極的な状態が、人の最後を看取る、ということだと思います。
すべての垣根を越え、
愛をもって、
いのちの本質をみつめ
生きることと死ぬことへの理解を深める必要があります。
WHOが示した健康の基準は
①physical,②mental,③spiritual,④social well-being
に健康であることを健康としています。
①physical②mentalは西洋医学で日々検討され、私たちもこの教育を受けて
それぞれの医療・介護の仕事をしています。
しかし③spiritualーこれがもっとも大切なものであるにもかかわらず、
ほとんど理解されることなく、
日常診療の中で意識にさえのぼることなく
曖昧な捉えどころのないものとして放置されているのは残念なことです。
spiritualー魂のお世話は誰の仕事?
お坊さんや神官さんや神父さんや牧師さんといった宗教家の仕事でしょうか?
100年もしくは200年。。。といわず
できれば数十年後には、
宗教の枠を超えて、
魂のお世話を医療介護者が当たり前にしている時代を作っていきたいと思います。
そして、いのちを、魂を最も繊細に扱う必要があるのが
看取りの場面だと思います。
魂のお世話に長けた医療者介護者に最後を看取ってもらった人の
幸運は計り知れないと思います。
そんな医療介護者のリーダーを育てる目的で
この『インドの聖地にて死生観を学ぶ 6日間リーダー研修』を企画しております。
インド・・・我々を魅了して止まないその地には
その魂の財宝を手にする方法を懇切丁寧に学ぶことができる可能性が秘められています。
それは、宇宙の取り扱い説明書といわれるヴェーダ経典と
さらにその膨大な書物の戸棚の裏に
まるで秘密の花園に向かう魔法の扉のように隠された幾つかの地図を片手に
聖者の手引きで、我々の行くべきところに皆様とともに参りたいと思います。
医療介護者がこの叡智を手にすれば
あなたが接する人、全てが幸せの渦に巻き込まれるでしょう。
まず、連日、別記のテーマにそって、
ジャヤーナンダ・ダーサ師より
医療者介護者のためのヴェーダのご講義をいただきます。
また、私からも必要に応じて、看取りに関わるお話をさせていただきます。
そして、インドのホスピス、訪問診療、診療所の見学を始め
滞在するMunger Raj Mandir内のナチュロパシーセンターで
ナチュロパシー療法(体をデトックスし、本来ある自然治癒力を引き出す療法)を実際に体験することができます。
そして、通常ではお会いすることのできないインドの聖者と呼ばれる方々との面会が可能です。
それは、きっと皆様の人生観をも揺さぶる奇跡の時間となると思います!
お勉強だけではなく、タージマハル観光や現地のショッピングなど
盛りだくさんの研修旅行です。
より深くインドの叡智を体験して、死生観を学び、
人生を豊かにする6日間の扉を開けてみませんか?
【研修旅行に対する思い by CHAVANA】
(研修テーマ)
1:ヴェーダの視点
*死とはなにか?
*魂とはなにか?(心との違いは?)
*愛とはなにか?
*人が幸せに生きるためにはどうしたらよいか?
*魂を育み愛でるにはどうしたらよいか?
*人間関係をスムーズにするためにはどうしたらよいか?
*人間の性質(グナ)について
*『心』の扱い方。ー日々様々なストレスにもかかわらず心穏やかに過ごすにはどうしたらよいか
*本当の終活とは?
2:生と死に向き合う
ー死と向き合うにはどうしたら良いか?
ー死ぬ前の教育とすべき準備について
*胎教(生まれる前の教育)について
*輪廻転生について
*正しい食事についてー栄養学、それで本当に良いの?
*飲酒と薬物乱用について
*尊厳死、安楽死ー死ぬ前の鎮静について
*医療・介護者の心構えー死にゆく人を支える上で私たちが今すべきこと
現地案内:ジャヤーナンダ・ダーサ師 略歴
1962年新潟県松之山町(現十日町市)生まれ。神奈川県小田原市育ち。10代の頃から、本当の自分は何者なのか、宇宙はどのように創造・維持・破壊されるのか、死後どうなるのか、なぜ人は苦しむのか、苦しみからどうやって解放されるのか、何のために生きているのか、どうしたら心からの幸福を得られるのか人生に様々な疑問を抱き、それを探求しようと、1万冊、1万人以上の人に会い、ついに、インドのヨーガ聖典『バガヴァッド・ギーター』に出会う。インドにヴェーダ経典という「人生と宇宙の取扱説明書」があることを知り、それを極めようと出版社を退職し出家。自己を悟った聖者たちから薫陶と祝福を得ながら、30年以上かけてインドの聖典を数百冊学んだ後、ほぼすべての疑問を解明する。大聖地であるヴリンダーヴァンに住居を移すが、日本に究極の真理を説教して助けよとの師の指示を受ける。現在ヴリンダーヴァンと日本を往来しながら、究極のヨーガであるバクティ・ヨーガのエッセンス、永遠なる魂の愛と行動を伝えることに邁進している。日本全国を旅し、世界10か国を歴訪。『人生の7つの疑問』『ヨーガの究極目的地』など著書・訳書は20冊を超える。バクティ・ヨーガ指導者、ヴェーダ占星術師、ワールド・ヴァイシュナヴァ・アソシエーション日本支部 事務局長。
(写真は師であるB・V・サードゥ・マハーラージャ師とともに)
研修スケジュール概要
*現地事情により、スケジュールが変更になる可能性があります。
9月21日(土)夕方 デリー国際空港着→バスにて寺院に移動→夜、寺院着、夕食、就寝
9月22日(日)朝食→寺院ガイダンス→昼食→現地ホスピス見学→寺院にて講義→夕食、就寝
9月23日(月・祝)朝食→寺院聖者への質疑応答→寺院にて講義、奉仕体験→夕食、就寝
9月24日(火)朝食→バスにてタージマハル・聖地見学と講義(昼食含む)→寺院にて夕食、就寝
9月25日(水)朝食→街歩きと寺院見学→昼食→アーユルヴェーダ体験→寺院にて夕食、就寝
9月26日(木)朝食→寺院聖者への質疑応答→昼食→バスにてデリー国際空港着
9月27日(金)朝、成田空港 着
ツアー対象者:医師・看護師・ケアマネージャーなど看取りに関わる医療・介護のリーダー
研修日時:2019年9月21日(土)〜27日(金)
滞在寺院:ムンゲール・ラージャ寺院 (名称:MUNGER RAJ MANDIR)
住所: MATHURA ROAD(NEAR R.K.MISSION), VRINDAVAN,UTTAR PRADESH
電話番号:91-8439528411
参加費用: 12万円
定員:先着14名
参加費用に含まれるもの:
・事前クラスと渡航サポート
・現地宿泊費(5泊6日、食費含)
・現地クラス受講費
・ナチュロパシー療法体験費
・ガイド費
・ 滞在中の交通費(自由時間除く)
・空港〜寺院間の送迎タクシー
※ 航空券・インドへの入国ビザは各自で手配ください。 なお、インドは入国ビザ取得に時間を要します。航空券含め、お早めに手配ください。
※ デリー空港へ寺院のタクシーが、皆様を送迎します。
推奨フライト< JAL>
(行き)JL749:21日・AM11:40 成田発
(帰り)JL740:27日・AM7:25 成田着
現地案内:小野塚秀敏(インド渡航歴30年のヨーガ実践者)
現地同行:西村京子(秋谷かぜ診療所 院長)
現地サポート:千葉和江(インド渡航歴10年超。女性の方も安心してご参加ください)
お申込み・お問い合わせ:radhamohan.japan@gmail.com (ツアー事務局 ラーダーダーシーの会 担当:千葉)
インドの聖地 ヴリンダーヴァンへようこそ!
バクティ・ヨーガの最高聖地であるインドのヴリンダーヴァンのライフスタイルをご紹介しています。 音楽、料理、文化などをワークショップや現地ツアーで体験してみませんか? このエッセンスから、生活に愛と潤いをお持ちいただけたら嬉しいです。
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