ヴリンダーヴァナとは

「ヴェーダによると
宇宙最初の生命体がブラフマー(梵天)であり、
主ヴィシュヌのへそから発せられた
蓮の華から生まれた。
その昼が 43 億 2 千万年、
夜が 43 億 2 千万年、
計 86 億 4 千万年がブラフマーの 1 日である。
その 1 日に 1 度、
根源のバガヴァーンであるクリシュナが、
堕落した魂たちを引き付けるために、
この地上で嬉戯をする。

その場所がヴラジャ・マンダラ、
マトゥラー・マンダラ、
ヴリンダーヴァナと言われる場所である。

その場所は、物質界にありながら、
精神界のヴリンダーヴァナの写しといわれ、
精神エネルギ ーに満ちており、
私たちを浄化し、
すべての望みを満たすことのできる場所である
と言われる。

しかし、自分を肉体と考え、
私が主人であり、楽しむ者、
自分の所有物は自分のもの
という偽りの自我にとらわれている人には、
単なる汚い場所、普通の場所
としか見えず、
侮辱を犯して、
物質界でさらに苦しむことになる」

『ヴリンダーヴァナの栄光』(ジャヤーナンダ・ダーサ著)


ヴリンダーヴァナに巡礼する時、
その幸運に恵まれた時、
そして行こうとする時、
ラーダークリシュナは私たちを試します。

本当にここにきたいのか。

思うだけでなく、
愛ある行動をするのがバクティヨーガであると、
私たちの師匠サドゥ・マハーラージャはおっしゃいます。

本当の純粋な愛に触れると
冷たい涙が流れます。

本当の愛に触れると
ハートが柔らかくなります。

ヴリンダーヴァナの空気は
優しく愛に満ちていて
そこにただただいるだけで
純粋な気持ちになります。

私たちがヴリンダーヴァナに近づく切符は
「聞くこと」
「唱えること」
「思い出すこと」

もともと私たちは皆、資格がありません。
ヴリンダーヴァナは資格を問いません。
ただその人の熱意を見る。

泥んこまみれで品がなくても
どんなに情けなくても
それでも会いたい、行きたい
という魂にヴリンダーヴァナは慈悲を深くかけるのです。

どうか私たちの巡礼に
ラーダーラーニー、グル、ヴァイシュナヴァが喜んでくださいますように。

ハレークリシュナ ハレークリシュナ
クリシュナクリシュナ ハレーハレー
ハレーラーマ ハレーラーマ
ラーマラーマ ハレーハレー
ラーデーラーデー




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